TOEICについて

リーディングの心理ハードルを下げる方法

皆さんこんにちは、Izmaliです。

本日はリーディング、英語の文章を読むのが苦手な方にお勧めの記事です。

英文を読むとき、

「英文読む事自体、嫌気がさすのよ・・・」

「読んでも最初の導入部分ですぐつまずくんだよね・・・」

こういった悩みは、
「英語はそもそも、どういった言語か?」を理解する事で解決されます。

Izmaliも英語勉強し始めの頃は
リーディングに対しての苦手意識が半端じゃなかったです。

「これ、読んで意味わかるかな?」という不安が常にありました。

しかし、英語はどういった言語かを学べば、その不安は解消され、
英文を読む際のストレスからは解放されます。

本日の記事を読んで頂くと、英文を読むハードルが確実に下がります。

それでは本日の目次です。

日本語と英語の違いを理解する

皆さんはタクシーに乗った際、寒い時どうしますか?

恐らく「少し寒いです」と運転手さんに言いますよね。

これが英語だと「空調を上げてください」

となります。違いが分かりますか?

日本語は、主張を「推測」してもらう言語です。
車内が寒いです。(だから空調を上げてね)←ここは推測してもらう。

一方の英語は主張を「主張」する言語なのです。

日本人が英語を読むときに不安になるのは、
「この文章の主張、読み取れるかな?」
「結局何が言いたいか、分かるかな?」

日本語ならではの、相手の言いたい事くみ取ってあげられるかな?

という心理が働くことによって起こる事です。

ここまで読んで頂ければお分かり頂けると思います。

安心して下さい、英文にはしつこいくらいに主張が出てきます!=何が言いたいか書いてあります。

英語は言いたい事をズバリ言う言語です。
それは口の悪いみたいなイメージではなく、
「根拠」と「理由」が加わります。

だから、英文を読むときは、「何書いてあるか分かるかな?(不安)」
ではなく、「何書いてあるか読むぞ!(前向き)」

と言う気持ちで読んでいく事が大事です。
だって、絶対に言いたいことが書いてあるんですもん。

英文では筆者の主張=言いたい事が必ず出てくる

英語の文章は型が決まっている

加えて朗報です!
英文には型が決まっています。

言い換えると、話の展開が決まっているという事です。
3つの型のいづれかで話は進行します。

①主張(曖昧)→具体例

殆どの英文がこの型に当てはまります。
しかし、読解の際に一番躓くのがこちらの展開です。

なぜなら、最初の主張の文章が非常に曖昧だからです。

アメリカ人は最初に曖昧な文章が来たら、「どういう事?」
となり、その理由を後ろの文章で具体例を探します。
一方で、日本人は「主張は相手が推測する」
と考えているので、その曖昧な文章の意味を考えます。

そして無限に時間が過ぎて、試験は終了。
「やっぱりリーディング苦手や~」ってなります。

その後ろの文章に全部書いてますよ!

この事実を知って英文を読むと、

「あ~、最初の何良いたいか分からんかった文はこういう事が言いたかったのね~」と納得出来ます。
(単語や文法が分からないのはだめですよ。)

簡単に例です。

主張)Izmaliは、米には「おかか」、もしくは「梅」だと考える。
具体例)なぜならば、おにぎりにした際、おかかは冷めても味がしっかりとしているし、梅は夏場の食欲が無い時にでもその酸味で食欲を刺激してくれるからだ。

導入の主張は曖昧です。「え?別に昆布でも具なしでもええやん。」
具体例の所で「おにぎりに合わせるなら」と補足します。

これが「おにぎり」だから最初の文だけでも何となく分かりますが、
「英国の政治」や「人類の歴史」になった時に混乱します。
でも、大丈夫!その後ろに詳細書いてます!

最初の文章の内容が分からなくても続きを読みましょう

②譲歩→But+主張→具体例

これは最初に少し相手の主張に譲るパターンです。
また例文いきます。

譲歩)白飯には昆布や鮭という意見に賛同できない訳ではない。
But+主)しかし、Izmaliは「おかか」か「梅」だと考える
具体例)なぜならば、おにぎりにした際、おかかは冷めても味がしっかりとしているし、
梅は夏場の食欲が無い時にでもその酸味で食欲を刺激してくれるからだ。

But(もしくはHowever)が出てきたら、しめたものです。

日本語でもそうですが、「でもさ~」の後に自分の言いたいことが来ますよね。
これは日本語でも同じですよね。

But(However)の後ろに強い主張が来る

③主張(曖昧)→譲歩→But+主張→具体例

長い文章はこちらの型で構成されていることが多いですね。
主張を一回譲る事で後の主張を強調したい時に使います。

主張)Izmaliは、米には「おかか」、もしくは「梅」だと考える。
譲歩)米には昆布や鮭という意見に賛同できない訳ではない。
But+主)しかし、米には絶対に「おかか」か「梅」だ。
具体例)なぜならば、おにぎりにした際、おかかは冷めても味がしっかりとしているし、梅は夏場の食欲が無い時にでもその酸味で食欲を刺激してくれる。
ストレス社会で食欲低減気味の現代において、主要な栄養素となる米の食欲を促す食材の組み合わせが重宝されるべきだ。

 

ちなみにIzmaliはパン派です。

冗談はさておき、英語の展開はこの3つです。
「何が言いたいか必ず書いてる!」
「展開は決まっているから気負わない!」

この2つを念頭に置いて英文読んでみて下さい。

きっと気持ちが楽になるはずです。

英文の「性質」と「型」を知って、気持ちを楽にする。

そして多読する

ここまで読んで頂き有難う御座います!
「よし、英文を読むハードルがさがったわ~」となっていれば本当に嬉しいです。

そこでポテチを食べてソファーに寝っころがるのではなく、
早速トライしてみて下さい。

「分かる」と「出来る」は大違いです。

やり方わかっても、出来るまで練習して下さい。

・ホームランバッターにバッティング教わってもすぐにホームラン打てない
・Youtubeでメイク勉強してもすぐに出来るようになれない

と一緒です。練習して失敗して出来るようになります。

「わかった」でとどめず「出来る」まで練習=たくさんの英文を読む

を実行してください!

本日もここまで読んで下さり有難う御座いました!

英語は枝葉の情報に囚われず、
根本から学ぶ事で学習が楽に、そして何より楽しくなります。

根本から楽しくお伝え出来るように、引き続き有益な情報発信出来るように頑張ります!

Izmali